関節リウマチのリハビリ

関節リウマチは自己免疫異常により関節滑膜の炎症による関節破壊が生じる病気で、原因はいまだにわかっていません。
症状は、両手や足の関節が腫れて、朝のこわばりの感じるようになります。また、膝関節や股関節の痛みが出る人もいます。どの年代でもおこりますが、特に30~40歳代の女性に多く発症します。

リウマチの治療は薬物療法が主体となり、中心となるのが抗リウマチ薬のメトトレキサートで、関節破壊を抑えることができます。抗リウマチ薬の効果が不十分な場合には、炎症性サイトカインのTNFα、IL-1、IL-6やT細胞などを抑え、軟骨や骨の破壊の進行を大きく抑えることのできる生物学的製剤が用いられます。


関節リウマチのリハビリの原則は、無理をしないことです。

  1. 関節保護:重いものの運搬、階段昇降、正座は関節に負担がかかるので避けるべきです。
  2. 関節可動域訓練:関節に負担がかからないようにしながら、自動運動か自動介助運動で行います。
  3. 家事動作訓練:調理、洗濯、掃除、買物では、同姿勢をしないように注意し、サポーターを装着します。
  4. 環境整備:椅子の高さを高くする、蛇口やドアノブにレバーを付ける、段差を解消するといった環境も整備します。
お知らせ
2025/10/18
理学療法士・作業療法士・放射線技師・看護師を募集します。
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2025/10/17
令和7年12月30日(火)~令和8年1月3日(土)は、年末年始のため休診とさせていただきます。
年始は1月5日(月)より通常通りの診療を行います。
2025/10/01
インフルエンザ予防接種を開始します。
対象者:13歳以上
料金:4,000円(助成ありの場合は1,650円)
※予約制ではありません。
2024/09/05
院長の新刊本「悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 腰部脊柱管狭窄症」が 新星出版社から出版されました。
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初診・再診ともに予約は行っておりませんので、直接ご来院ください。
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