筋緊張性頭痛
(きんきんちょうせいずつう)

頭蓋内に器質的な病気がなく慢性的に生じる頭痛の中で最も頻度の高いのが緊張型頭痛です。男性より女性に多く、頭頸部の筋肉の緊張が痛みの原因と考えられています。頭の両側が締め付けられるように痛くなり、午後から夕方にかけて痛みが強くなる傾向があります。筋肉を圧迫すると痛みを強く感じるといった症状と、MRIで頭蓋内に病変がないことで診断します。
痛み止めの内服は、症状を抑えるための対症療法で、胃炎や胃潰瘍などの副作用が出ることもあるので漫然と長期間続けるべきものではありません。根本的治療は体操と姿勢や動作の改善で、頸部の筋肉の緊張がとれてくると頭痛も和らいできます。

症状
頭の両側が締め付けられるように痛くなり、吐き気はあっても軽度で、いったん生じると数日以上にわたって持続し、午後から夕方にかけて痛みが強くなる傾向があります。頭痛以外に不安感、疲労感やうつ症状を伴うことがよくあります。
診断
両側の締め付けられるような頭痛で肩こりが同時に見られるが、頭を動かしても頭痛が増強せず、筋肉を圧迫すると痛みを強く感じるといった症状と、MRIで頭蓋内に器質的な病変がないことで診断します。
治療
消炎鎮痛剤などの痛み止めの内服は、症状を抑えるための対症療法で、胃炎や胃潰瘍などの副作用が出ることもあるので漫然と長期間続けるべきものではありません。症状が長びき、不安感や うつ症状などがある場合には、抗不安薬や抗うつ薬も用いられます。電気治療あるいは温熱などの物理療法やマッサージやハリ治療は、一時的に腰痛や坐骨神経痛を軽くすることはありますが、しばらくするとまた痛みが出てきます。
お知らせ
2024/10/20
院長の新刊本「名医に聞く!脊柱管狭窄症がラクになる100問100答」が 宝島社から出版されました。
2024/10/1
インフルエンザ予防接種
10月よりインフルエンザの予防接種を開始します。
予約制ではありませんので、ご希望の方はお申し出ください。
対象:13歳以上(1回接種のみ)
料金:4,000円(65歳以上の方は助成制度あり)
2024/7/17
診療時間の変更
今後、院長が医師会の業務を行うことになったため、2024年9月1日より診療時間が変更となります。
月・火・木・金
午前8:00~11:30
午後14:00~17:00
水・土
8:00~12:30
9月以降、水曜日の午後が休診となりますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
2024/4/19
放射線技師・医療事務・看護師・理学療法士・作業療法士を募集します。 採用情報はこちらからご確認いただけます
診療時間 日・祝
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14:00~17:00    
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初診・再診ともに予約は行っておりませんので、直接ご来院ください。