足関節捻挫(前距腓靭帯損傷)
(そくかんせつねんざ)

足首の捻挫で外くるぶしの前距腓骨靭帯にストレスがかかり断裂すると、足関節の不安定性を生じ慢性的な痛みや不安定感を残すこととなってしまいます。前距腓靭帯損傷は前方引き出しテストを行い足関節の不安定性をみることで診断できます。

分類
臨床所見に基づいたJacksonらによる重症度分類は、疼痛と歩行状態から重症度を臨床的にI度(軽症)とII度(中等症)およびIII度(重症)に分類したものです。I度(軽症)は、疼痛は少なく正常歩行が可能で、前方引き出しテストは陰性のことが多く、靭帯の過伸展と思われます。II度(中等症)は、歩行可能だが疼痛のために跛行を呈し、前方引き出しテストは軽度~中等度に不安定性が認められ、靭帯の部分断裂と思われます。III度(重症)は、疼痛のために歩行困難で、前方引き出しテストは著明な不安定性が認められ、靭帯の完全断裂と思われます。
治療
保存的治療でも良好な結果を出すことができ、I度とII度はもちろんのことIII度であっても保存的治療が基本となります。急性期で腫れがあるときはRICE(安静・冷却・圧迫・挙上)を行うが、あくまでも固定が基本的治療となります。I度は、テーピング固定や伸縮性のあるサポーターで治療可能です。II度は、2週間のU字型のシーネ固定後、1-2ヶ月のU字支柱の短下肢装具使用が必要です。U字構造のシーネや短下肢装具は、足関節の内返しは抑制するが底背屈をある程度許容し靴を履いて歩けるので、日常生活での制限が少なくという利点があります。III度は、L字型のシーネもしくはギプス固定で松葉杖免荷を2週間の後、ウォーキングブーツタイプで足関節の底背屈も制限した短下肢装具を2-3ヶ月使用することが必要である。完全断裂であっても適切な固定を行えば、瘢痕組織が形成されて安定性を回復できます。
お茶の水整形外科からのお知らせ
2018/12/10
インフルエンザワクチンが入荷しました。1回3,000円で受け付けております。
2018/12/10
<年末年始の診療> 年末の診療は、12月28日(金)13:00まで行います。年始の診療は 1月7日(月)より通常通り開始いたします。
2018/12/02
院長の講演「『痛みナビ体操』で脊柱管狭窄症改善」が朝日カルチャーセンター横浜教室で2月9日13:00~14:30に行われます。
https://www.asahiculture.jp/yokohama/course/list?fee_word=%e9%8a%85%e5%86%b6&selected_school_id=03
2018/11/29
院長がテレビ東京の「主治医の見つかる診療所」に出演し、腰椎椎間板ヘルニアの解説を行いました。
2018/11/27
院長の書籍「ビジュアル版自分で治す股関節痛」が洋泉社より出版されました。
2018/11/26
院長の記事が「自分で治す脊柱管狭窄症・逆流性食道炎」(エイムック)に掲載されました。
2018/10/29
院長の記事「いつの間にか骨折を防ぐ」が週刊文春に掲載されました。

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※4:毎週水曜日9:30-13:00山内かづ代医師(東京女子医科大学)
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