テニス肘(上腕骨外側上果炎)
(てにすひじ じょうわんこつがいそくじょうかえん)

上腕骨外側上顆という肘の外側の突起には、手首を持ち上げる筋肉や、指を伸ばす筋肉が付いています。これらの筋肉の付け根である上腕骨外側上顆に負担が掛かり、炎症を起して痛みが出現します。テニスだけでなくゴルフや、パソコンのマウス操作などでも起こります。

症状
テニスやゴルフ、マウスの操作、タオルを絞る、ものを持ち上げる等の動作で、筋肉の緊張が強くなると、肘の外側から腕に痛みが出現し、肘の外側を押しても痛みが出ます。使いすぎとも言われますが、それ程使わなくても症状が出現場合もあります。手関節を曲げる筋肉が緊張すると、上腕骨内側上顆という肘の内側の突起に炎症をおこし、上腕骨内側上顆炎と呼ばれます。いずれの場合も首の姿勢が関係し、頚椎の障害が炎症を悪化させていることもあります。
診断
肘の外側から腕の痛みがあることと、肘を伸ばしたまま抵抗を加えながら手首を伸ばすと痛みが出現することで診断できますが、全例で陽性となるわけではありません。レントゲン写真で肘関節に異常所見を認めません。肘から腕の痛みは頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症などの症状と似ていてそれぞれが合併することもあるので、鑑別診断をする必要があります。
治療
上腕骨外側上顆に副腎皮質ステロイド剤と麻酔薬への注射が行われますが、痛みを抑えるための対症療法であり、長期間に渡って繰り返し関節内注をおこなうべきではありません。テニスエルボーバンドは、短橈側手根伸筋の筋腹にバンドを巻きつけ、短橈側手根伸筋腱の付着部にかかる負担を軽減して痛みを和らげる効果がありますが、負担をすべて軽減できるわけではありませんので根本的な治療にはなりません。また、前腕を締めつけるので長時間装着すると手がうっ血してきます。

整形外科の病気一覧

お茶の水整形外科からのお知らせ
2017/12/18
年末年始の休業は12月28日~1月3日です。年末は12月27日13時まで診療を行ない、年始は1月4日より通常の診療を行ないます。
2017/11/26
院長の講演会「『痛みナビ体操』でひざ痛解消」が朝日カルチャーセンター(湘南教室)で、2018年 2/10土曜 15:30-17:00に行われます。
https://goo.gl/otHveN
2017/11/25
院長の記事「腰足の気になる痛み解消します」がおとなスタイル(講談社)に載りました。
2017/11/21
院長の記事「気鋭の医師腰痛治療」が日刊ゲンダイに載りました。
2017/11/13
TBSラジオ「生島ヒロシの健康一直線」に院長が出演します。
2017/11/3
「第25回日本腰痛学会」で院長と理学療法士青木が発表しました。

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※1:第2,4火曜日9:40-13:30大川淳教授(東京医科歯科大学)
※2:毎週月曜日9:30-18:30高石官成教授(東京医科大学)
※3:毎週水曜日15:30-18:30鈴木聡医師(東京医科歯科大学膝関節グループ)
※4:毎週木曜日15:30-18:30横山裕之医師(東京医科歯科大学手の外科グループ)
※ご予約でも混み具合によっては、お待ちいただくことがあります。